電気錠とオートロックの違いとは?使い方や導入時の注意点についても解説

オートロックの設置を検討されている方の中には、電気錠とオートロックの違いがはっきりとわからない方も多いのではないでしょうか。

厳密にはそれぞれの言葉の定義は異なりますが、一般的には自動で扉が施錠・解錠される設備を「オートロック」と呼ぶため、詳細な違いについてはあまり触れられることがありません。

本記事では、マンションオーナー様向けに、電気錠とオートロックの違いおよび設置する際の注意点について解説いたします。

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目次

電気錠とオートロックの違い

電気錠とオートロックの違い

電気錠とは、通電することで扉の施錠・解錠ができる錠前を指します。一方、オートロックは電気錠の仕組みを活用し、扉の鍵を自動で施錠・解錠するシステムや設備の総称です。

つまり、どちらも電気を利用して扉の施錠・解錠をおこなうという共通点はありますが、電気錠とオートロックはその言葉の意味や使われ方に違いがあります。

これらの違いを理解しておくことで、オートロックを導入する際の設備説明などがより理解しやすくなるでしょう。

電気錠を用いたオートロックを導入するメリット・デメリット

電気錠を用いたオートロックを導入するメリット・デメリット

次にメリットとデメリットについて解説します。

メリット

電気錠を用いたオートロックを導入するメリットは、次の3つです。

セキュリティが強化される

電気錠を用いたオートロックを設置すれば、エントランスと玄関の2カ所が施錠されることになり、必然的にセキュリティが強化されます。

また、国土交通省が公開している「防犯優良マンション標準認定基準」では、オートロックの設置が基準の一つとして定められており、オートロックが防犯対策において重要であることが示されています。

共用玄関には、オートロックシステムを備えた玄関扉及びその玄関扉を通過する人物を写す防犯カメラが設置されていること。

引用:https://www.mlit.go.jp/kisha/kisha06/07/070420/03.pdf

電気錠を用いたオートロックはマンションの防犯性を向上させ、入居者様の安心感につながります。

営業を楽に断ることができる

訪問者様がオートロック設置のマンションに入るには、入居者様が解錠する必要があります。

そのため、営業や宗教の勧誘に対してはマンションエントランスのインターホンで対応でき、自宅の玄関先まで来させることなく応対が可能です。営業や勧誘を心理的に負担なく、断ることができます。

電気錠を用いたオートロックを設置することで、セキュリティの強化に加え、入居者様の生活の快適さも向上させることができます。

物件の付加価値向上につながる

前述の通り、電気錠を用いたオートロックの設置は、物件の防犯性能の向上や入居者様の快適さにつながります。そのため、オートロックが設置されていない物件との差別化を図ることができ、入居者様を募りやすくなる点が最大のメリットと言えるでしょう。

弊社が提供する後付け(次世代)IoTオートロックシステム「まもロック」では、マンションエントランスへのオートロックの後付けや、条件や扉の形状に適した機器の選定まで対応いたします。

機器の選定から設置、保守に至るまで全工程を弊社がワンストップでおこなうため、低価格での設置が可能です。

まずはお気軽にお問い合わせください。お打ち合わせを通じて、お客様のお悩みに合った最適なオートロック機器をご提案いたします。

»まもロックのお問い合わせページへ

デメリット

電気錠を用いたオートロックを導入するデメリットは、次の2つです。

電気錠を用いたオートロックを導入するデメリット

設置・配線工事のコストがかかる

電気錠やオートロックは電力の供給が必要なため、配線工事が必須となります。そのため、玄関扉に設置する簡易的な電子錠と比べると、設置費用が高くなる傾向があります。

また、設置後もメンテナンスなどに費用がかかる場合があるため、電気錠を用いたオートロックを導入する際は、アフターフォローが充実している会社を選ぶことが重要です。

停電時に操作ができなくなる恐れがある

電気錠を用いたオートロックは電力の供給が必須のため、停電時には操作できなくなるリスクがあります。停電時の動作には、以下の3つのパターンがあります。

・解錠される
・施錠される
・予備電源で動作する

停電時に施錠されると、マンション内に閉じ込められるという不安を抱く方もいるかもしれませんが、基本的には金属鍵やサムターンで手動で開閉できる仕組みになっています。

停電時のオートロックの動作については、下記の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。

»停電したらオートロックは動かない?緊急時の対処法と予防策について

電気錠を用いたオートロックの使い方

電気錠を用いたオートロックの使い方

電気錠を用いたオートロックの使い方について解説します。

電気錠を用いたオートロックの使い方

施錠方法

集合キーや暗証番号など、どの鍵の種類であっても施錠の方法に違いはありません。入居者様が解錠した後、扉が再度閉まるタイミングで自動的に施錠されます。

なお、故障などで施錠されない場合は、扉に付随するサムターンを回すことで手動で施錠が可能です。

解錠方法

電気錠を用いたオートロックの代表的な解錠方法は、下記の通りです。

オートロックの解錠方法
  • 集合キー
  • ICカードキー
  • 暗証番号
  • 生体認証

解錠方法は、導入するオートロックによって異なります。集合キーが一般的ですが、現在では指紋認証や顔認証といった生体認証による解錠が可能なオートロックもあります。

なお電気錠を用いたオートロックの解錠方法ごとのメリット・デメリットについて、詳しく確認したい方は下記の記事を参考にしてみてください。

»オートロックの種類まとめ|使いやすい最新オートロックをご紹介!

電気錠を用いたオートロックを導入するときの注意点

電気錠を用いたオートロックを導入するときの注意点

電気錠を用いたオートロックを導入するときの注意点は、下記の2つです。

工事が必要で導入コストがかかる

電気錠を用いたオートロックは、前述の通り配線工事が必要なため、導入にはコストがかかります。たとえば、10戸規模のマンションでは100万円から150万円ほどの費用がかかることが一般的です。

設置費用をおさえたい場合は、自治体によって助成金が支給されるケースもあるため、確認してみるとよいでしょう。たとえば、東京都港区ではマンションの共用部分に防犯機器を設置する際、費用の一部を補助しています。

また、設置後にはメンテナンスが必要となるため、設置とアフターサービスが充実している会社に依頼するのがおすすめです。

停電・災害時に操作することができない

電気錠を用いたオートロックには予備電源が搭載されている機器もありますが、基本的に停電や災害時には操作できない場合が多いです。

ただし、施錠された状態で施設内に閉じ込められる心配はほとんどありません。多くの機器は、停電時に自動で解錠される設計になっています。

停電時の作動は機器によって異なるため、設置を検討する際には事前に確認しておくことが重要です。

電気錠を用いたオートロックの設置はぜひ弊社にお任せください

電気錠を用いたオートロックの設置はぜひ弊社にお任せください

弊社が提供する後付け(次世代)IoTオートロックシステム「まもロック」は、マンションエントランスに後付けできるIoT対応のオートロックシステムです。スマートフォンで解錠が可能なうえ、外出先からでも訪問者とのやり取りができます。

たとえば外出先で配達があった場合、配達の方とアプリを通して直接お話しすることができ、再配達や置き配のご依頼がその場でおこなうことが可能です。

弊社ではオートロックの設置に加え、ご要望に応じた機器の選定から保守までをワンストップで対応いたします。弊社が全行程を担当するため、コストをおさえてオートロックを導入いただけます。

オートロックの設置を検討されている方や、既存設備の不調により交換をお考えの方など、ぜひお気軽にお問い合わせください。

»まもロックのお問い合わせページへ

まとめ:電気錠とオートロックは意味や言葉の使われ方が違う

電気錠は自動で施錠・解錠をおこなう「錠前」そのものを指し、この電気錠の仕組みを活用したシステムの一つがオートロックです。厳密には異なる意味を持ちますが、一般的には自動で施錠・解錠する設備全体をまとめてオートロックと呼ばれることが多くあります。

電気錠を用いたオートロックを設置することで、セキュリティの強化や入居者様の安心感につながり、物件の付加価値が高まります。

オートロックの新設や、既存設備の不調による交換をお考えの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

»まもロックのお問い合わせページへ

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