自転車盗難の認知件数は、窃盗事件の中でもっとも多いです。窃盗事件に加えて、いたずら行為や無賃・無断使用など、駐輪場ではさまざまなトラブルが懸念されます。
そのため、駐輪場に防犯カメラを設置したいと考える方も多いのではないでしょうか。
本記事では、駐輪場に防犯カメラを設置するべき理由や、設置によって防止できるトラブル、そして設置費用の相場について解説します。

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防犯カメラを駐輪場に設置した方が良い理由とは?

自転車窃盗は警察庁公開の下記の資料によると、年間約16万件発生しており、窃盗事件の中でもっとも認知件数が多いです。
その発生件数の多さから、駐輪場の防犯対策が必要であることは明らかでしょう。
駐輪場に防犯カメラを設置して犯罪発生件数を調査した下記の実験では、48%〜78%の犯罪発生件数が減少したという研究結果も報告されています。
»参考:愛知県|駐輪場に設置する防犯カメラ等の効果及び利用者等の態度
このように、自転車窃盗の認知件数の多さと防犯カメラの有用性が示されていることから、駐輪場の防犯対策として防犯カメラを設置することは、利用者様の安心・安全の確保につながると言えるでしょう。
防犯カメラを駐輪場に設置してもたらす効果

防犯カメラを駐輪場に設置してもたらす効果は次の3つです。
自転車盗難を防止できる
防犯カメラを駐輪場に設置すると、不審者への抑止効果が期待でき、自転車盗難を未然に防ぐことができる可能性が高まります。
冒頭で述べた通り、窃盗事件の中でも自転車窃盗はもっとも認知件数が多く、その対策として防犯カメラは有効です。
万が一事件が発生した場合でも、防犯カメラの映像を証拠として使用することで、被疑者を特定し、早期解決につながる可能性があります。
いたずら行為を防止できる
駐輪場では自転車盗難に加えて、自転車へのいたずら行為も懸念されます。たとえば下記は、北九州市内のマンション駐輪場で、女性の自転車サドルにいたずらをした男性が逮捕された事例です。
また、駐輪場の利便性に大きく影響するいたずら行為が発生する恐れもあります。防犯カメラはいたずら行為に対しても抑止力を発揮し、万が一被害が発生した際には、映像を確認することで比較的簡単に被疑者を特定できます。
無賃・無断使用を防止できる
有料駐輪場の自転車ロックをせずに駐輪する無賃使用や、施設利用者以外の無断使用が発生する恐れも考えられるでしょう。安城市では不正使用に対して市民の声があがるほど、駐輪場での不正使用が問題視されている地域もあります。
有料駐輪場の無賃・無断使用に対しても防犯カメラは有効であり、誰もが目につくところに設置することで威圧効果が期待できます。
自転車の無賃・無断使用は利用者に迷惑がかかるため、防犯カメラで対策し発生したときはカメラ画像を証拠に早期解決を試みましょう。
防犯カメラを駐輪場のどこに設置するべき?

防犯カメラの設置場所は、駐輪場の場所によって異なります。駐輪場の場所ごとのおすすめの設置場所は、下記の表の通りです。
駐輪場の場所 | 設置場所 |
---|---|
屋内駐輪場 | ・出入り口 ・全体を見渡せる場所 |
屋外駐輪場 | ・屋根を支える支柱 ・近くの施設の外壁 |
屋根付き駐輪場 | ・屋根下 ・屋根を支える支柱 ・近くの施設の外壁 |
しかし、防犯カメラの設置場所は、駐輪場の形状や規模に応じて柔軟に対応する必要があるため、一概に決めることはできません。
そのため、防犯カメラを設置する際には、以下のポイントを考慮して設置場所を検討することが重要です。
・誰の手も届かない
・全体が見渡せる(死角がない)
また、設置場所の環境に合った性能・機能を持った防犯カメラを選ぶことも重要です。
弊社の防犯カメラシステムサービス「みはるネット」では、お打ち合わせを通じて最適なカメラの機器と設置場所を選定し、設置工事からメンテナンスまで一貫して担当いたします。
弊社が全工程を担当するためスムーズに防犯カメラを導入いただけるうえ、コストを削減することができます。
駐輪場への防犯カメラ導入をお考えの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
防犯カメラを駐輪場に設置するときの費用について

防犯カメラを駐輪場に設置することで、さまざまな犯罪行為やいたずら行為の対策が可能になります。
ここでは、防犯カメラを駐輪場に設置する際の費用相場や、設置費用をおさえる方法について解説します。
設置費用の相場
防犯カメラの設置費用の相場は1台あたり1万円〜15万円と幅広く、依頼する会社によっても費用は異なります。
たとえば、大手警備会社に依頼すると設置費用は20万円〜30万円程度で、さらに月額費用が発生することが一般的です。一方、防犯カメラ専門の設置会社であれば、1台あたり1万円〜5万円ほどで設置できることもあります。
弊社の防犯カメラシステムサービス「みはるネット」では、防犯カメラの設置工事に加えて機器の選定からメンテナンスまですべての工程を一貫して対応いたしますので、低価格で導入いただけます。
お打ち合わせを通して最適な機器を選定いたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
設置費用をおさえる方法
設置費用をおさえる方法は、補助金や助成金の活用です。一般企業であれば、経済産業省の補助金や助成金が利用できます。
一方で自治会や商工会であれば、厚生労働省の補助金や助成金が利用できます。
防犯カメラの補助金・助成金については、下記のページでも詳しく解説しておりますので、ご参考ください。
»防犯カメラの設置費用の相場|自治体の補助金制度で安くする方法も紹介
防犯カメラを駐輪場に設置するときによくある疑問

防犯カメラを駐輪場に設置するときによくある疑問について解説します。
マンションの駐輪場にも防犯カメラは設置するべき?
マンションの入居者様専用の駐輪場であっても、防犯カメラを設置することをおすすめします。なぜなら、入居者様専用の駐輪場であっても、トラブルが発生する可能性は十分にあります。
また、不審者が侵入して問題を起こす恐れもあります。防犯カメラが設置されていない場合、有事の際に映像がないため、証言以外の決定的な証拠を得ることができません。
入居者様が安心して駐輪場を利用できるようにするためにも、防犯カメラの設置をおすすめします。
駐輪場に設置された防犯カメラの映像の適切な保存期間は?
駐輪場に設置された防犯カメラの適切な映像保存期間は、一般的に2週間〜1ヶ月とされています。たとえば、愛知県の防犯カメラについてのガイドラインでは、以下のように定められています。
画像の保存期間は、設置目的を達成する範囲内で、必要最小限度の期間(最大1か月)とし
ます。ただし、設置者等が犯罪・事故の捜査のため特に必要と判断するときは、保存期間を延長することができます。
駐輪場に設置された防犯カメラの映像保存期間は、記憶装置の容量や駐輪場の規模、不正行為等の発生件数などを考慮して決定する必要があります。
駐輪場に防犯カメラを設置するならどのような機能が必要?
駐輪場に防犯カメラを設置する際に、必要となる機能とケースは下記の通りです。
防犯カメラの機能 | 必要なケース |
---|---|
逆光補正機能 | 出入り口から強い光が入る場合 |
夜間撮影機能 | 屋外に設置する場合 |
防水と防塵機能 | 雨風にさらされる場所に設置する場合 |
人感センサー機能 | 運用コストを削減したい場合 |
防犯カメラの機能・性能は、駐輪場内の設置場所や周囲の環境によって変えなければいけません。もし、環境に合わない防犯カメラを設置しても、カメラ映像が確認できないと有事の際に証拠として提示できません。
もし、ご不安な方は防犯カメラの設置会社に相談し、専門家に設置場所や適切な機器を選定してもらいましょう。
まとめ:駐輪場に防犯カメラを設置すればトラブルを未然に防止できる
駐輪場に防犯カメラを設置すれば、不審者に対して抑止力が働くため、いたずら行為や犯罪行為を未然に防げます。
もし、事件やトラブルが発生した場合でもカメラ映像を確認すれば、被疑者を特定できるので早期解決にも役立ちます。
しかし、防犯カメラはただ設置すれば良いわけではなく、適切な機器と設置場所を選定しなければいけません。
弊社では設置場所の状況・環境に合った防犯カメラ機器を選定し、設置工事からメンテナンスまで一貫してすべておこなうため、スムーズかつ低価格で設置できるのが特徴です。
小さなお悩みでも、お気軽にお問い合わせください。駐輪場の利用者様が安心・安全に利用できる環境に貢献いたします。

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