防犯カメラをコインパーキングに設置する効果やカメラの選び方を解説

防犯カメラをコインパーキングに設置することで、窃盗やいたずら行為を未然に防ぐことが可能です。

また、万が一事件が発生した場合でもカメラ映像を証拠として活用することで、早期解決につながる可能性があります。

本記事では、防犯カメラをコインパーキングに設置する効果に加え、設置時の注意点やよくある疑問について解説いたします。

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目次

防犯カメラをコインパーキングに設置する効果

防犯カメラをコインパーキングに設置する効果

防犯カメラをコインパーキングに設置することで得られる効果は、主に以下3点です。

迷惑・犯罪行為の防止

防犯カメラをコインパーキングに設置すると、盗難やいたずら行為を未然に防ぐことができる可能性が高くなります。というのも、不審者に対して心理的なプレッシャーを与えることができるからです。

実際、防犯カメラは事件やトラブルを未然に防ぐ有効な手段とされ、全国的に設置が推進されています。

»参考:防犯カメラの犯罪予防効果

コインパーキングに防犯カメラを設置することで、防犯対策になるだけでなく、利用者様が安心して利用できる環境を提供することができます。

迷惑・犯罪行為の早期解決

防犯カメラを設置することで犯罪行為を未然に防ぐ効果が期待できますが、完全に防げるわけではありません。

しかし、防犯カメラが設置されていれば、有事の際にカメラ映像を証拠として提示できるため、早期解決に役立てることができます。

たとえば、事件が発生した際に、犯人の車のナンバープレートや車種、色が映像で確認できれば、迅速に犯人を特定することが可能です。

したがって、防犯カメラを設置することで当て逃げや窃盗の犯人が特定できず、利用者様が泣き寝入りするような事態を防ぐことができます。

利用者様の増加

コインパーキングに防犯カメラを設置することで安心につながり、結果的に利用者様の増加につながります。

令和6年3月の警視庁の調査資料によると、カーナビや車両自体の盗難は減少傾向にあるものの、全国各地で依然として多発していることが報告されています。

防犯対策が進んだことで減少傾向にあると考えられますが、事件が発生しているのも事実です。

そのため、利用者様を守るという点からも防犯カメラの威嚇効果は非常に有効であり、不審者に犯罪行為をためらわせる効果があります。コインパーキングに防犯カメラを設置することで、利用者様の安心・安全が確保され、結果的に利用者様を獲得しやすくなるでしょう。

コインパーキングでよく発生する迷惑・犯罪行為

コインパーキングでよく発生する迷惑・犯罪行為

コインパーキングでよく発生する迷惑・犯罪行為について、下記の5つを解説します。

器物破損

コインパーキングの精算機は、器物破損の犯罪行為の対象になりやすいです。なぜなら、お金の窃盗を目的として精算機が破壊される恐れがあるからです。

実際、弁護士事務所への相談事例として、以下のような精算機の器物破損に関する事件が報告されています。

依頼者Xは、友人のYとZと共に、バールでコインパーキングの精算機を破壊して、売上金を窃取しようとしたが、通行人に見つかり、未遂に終わった事例。

引用:https://www.konishilaw.jp/column/5119/

もし精算機が破壊されると、利用者様が出入りできなくなる二次被害も考えられます。

車上荒らし

駐車されている車両が巻き込まれる犯罪の代表例として、車上荒らしが挙げられます。車上荒らしの被害は、全国各地で多発しています。

警察庁の「犯罪統計資料」によると、年間23,289件の車上荒らし被害が報告されています。窃盗事件の中では自転車盗難や万引きに次いで、3番目に多い認知件数です。

したがって、車上荒らし対策や早期解決を目的とした防犯カメラの設置は、非常に重要であると言えます。

無賃駐車

コインパーキングでの被害は不審者だけでなく、悪質な利用者様によるものもあり、その代表例が無賃駐車です。

たとえば、遮断機を無理やり突破したり、センサーで駐車を感知するパーキングでは、料金を支払わずにそのまま出発するケースがあります。

防犯カメラを設置していれば、無賃で駐車した車両のナンバーや車種、カラーを確認することが可能です。

当て逃げ・ひき逃げ

大型商業施設に併設されているコインパーキングでは、多くの車両や人が行き交うため、小規模なパーキングと比べて事故の発生リスクが高くなります。

とくにファミリー層が多く利用する施設では、お子様の飛び出しなどにより、さらに事故のリスクが高まります。

防犯カメラが設置されていない場合、目撃証言のみに頼って解決を図ると、解決までに時間がかかることが多いでしょう。しかし、防犯カメラがあれば、解決に必要な手間と時間を大幅に削減することが可能です。

車両または車両部品の窃盗

警察庁の「犯罪統計資料」によると、2022年の自動車盗の認知件数は5,734件、部品ねらいは13,301件と報告されています。

これらを合計すると19,035件となり、車上荒らしに次いで4番目に多い被害です。防犯カメラを設置することで抑止力となるだけでなく、有事の際には犯人の特定にも役立ちます。

コインパーキングに設置する防犯カメラの選び方

コインパーキングに設置する防犯カメラの選び方

コインパーキングに設置する防犯カメラを選ぶときのポイントは次の4つです。

視野角が広いものを選ぶ

視野角が狭い防犯カメラを使用すると、複数台の設置が必要になるため、設置費用がかかります。その点、視野角が広く全体を見渡せる防犯カメラであれば、設置台数を削減することが可能です。

ただし視野角が広すぎると画質が悪化したり、映像が歪むことがあるため、ある程度詳細に確認できるカメラを選ぶ必要があります。コインパーキングに設置する場合は、最低限ナンバープレートが確認できるカメラを選びましょう。

なお、コインパーキングの形状や規模、設置場所によって適切な視野角を調整することが重要です。

夜間撮影機能があるものを選ぶ

コインパーキングは24時間稼働しているため、夜間撮影機能がある防犯カメラを選ぶことが不可欠です。

夜間の撮影ができなければ、もっともトラブルが発生しやすい時間帯の映像が確認できなくなってしまいます。夜間撮影機能には、以下のような種類があります。

・高感度機能
・動体検知機能
・赤外線暗視機能

たとえば、人通りの多いコインパーキングでは、動体検知機能だと常に反応し続けてしまうため、他の機能が搭載されたカメラの方が適しています。

コインパーキングの周辺環境を考慮し、適切な夜間撮影機能を持つカメラを選ぶことが重要です。

動体検知機能があるものを選ぶ

コインパーキングは24時間稼働しているため、防犯カメラも24時間撮影し続けることができるのが理想です。しかし、コインパーキングは車の入出庫や不審者の訪問を除けば、基本的に無人の状態です。

24時間撮影を続けると電気代などのランニングコストがかかりますが、動体検知機能が搭載された防犯カメラを選べば人がいるときだけ撮影が行われるため、固定費の削減につながります。

防犯カメラ設置にともなう経済的な負担が心配な方は、動体検知機能のあるカメラを中心に選定してみてください。

逆光でも撮影できるものを選ぶ

もう1つの重要なポイントは、逆光でも撮影ができる防犯カメラを選ぶことです。というのも、夜間には車両のヘッドライトによって逆光になることがあるからです。

逆光で撮影ができないと、トラブル発生時にナンバープレートの確認が難しくなる可能性があります。そのため、コインパーキングに防犯カメラを設置する際は、逆光でも問題なく撮影できるカメラを選ぶことが重要です。

防犯カメラは設置場所や周囲の環境を考慮し、適切な機能を持ったものを選ぶことが必要です。

弊社が提供している防犯カメラシステムサービス「みはるネット」では、お打ち合わせを通して、状況に適した防犯カメラをご提案いたします。

また、防犯カメラの選定から設置、メンテナンスまで一貫して担当するため、低価格での設置が可能です。

防犯カメラの設置についてお悩みの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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防犯カメラをコインパーキングに設置する費用の相場

防犯カメラをコインパーキングに設置する費用の相場

コインパーキングに防犯カメラを設置するときの費用は、1台あたり最大で15万円ほどが相場です。しかし、コインパーキングの規模や周囲の環境などによって費用は変わるので、あくまで目安として持っておきましょう。

また、防犯カメラの設置の際は自治体の補助金制度を利用すれば、費用をおさえて設置できる可能性があります。たとえば、大阪府吹田市では「商店街等商業共同施設設置事業補助金」という制度があり、要件を満たした場合には対象経費の15%~30%の補助を受けられます。

補助金制度については、下記の記事でも詳しく解説しているので参考にしてください。

»防犯カメラの設置費用の相場|自治体の補助金制度で安くする方法も紹介

コインパーキングの防犯カメラについてよくある疑問

コインパーキングの防犯カメラについてよくある疑問

コインパーキングの防犯カメラのよくある疑問について、下記の2つを解説します。

コインパーキングに防犯カメラの設置義務はある?

コインパーキングに防犯カメラを設置する義務はありません。しかし、防犯カメラは不審者への抑止力となり、トラブルを未然に防ぐだけでなくカメラ映像を証拠として活用することもできます。

設置義務はないものの、利用者様やオーナー様の安心感につながるため、防犯カメラを設置することをおすすめします。

コインパーキングにある防犯カメラの撮影映像の保存期間は?

コインパーキングに設置されている防犯カメラの映像保存期間は、一般的に1ヶ月ほどです。というのも、トラブル発生時に被害者が映像の開示請求をおこなう場合、手続きに数日かかることがあるからです。

保存期間が短すぎると、開示請求に応じられない可能性があります。そのため、保存容量も考慮しつつ、1ヶ月程度の保存期間があれば十分とされています。

まとめ:コインパーキングのトラブル防止に防犯カメラは必須

コインパーキングに防犯カメラを設置することで、防犯対策に有効であるだけでなく、利用者様やオーナー様の安心につながります。

ただし、防犯カメラは環境に合った機器を、適切な場所に設置することが重要です。適切でないと死角が生じたり、雨風で故障したりする恐れがあります。

防犯カメラの機種選定や設置場所についてお悩みの方は、ぜひ弊社にご相談ください。

弊社ではカメラの選定から設置、メンテナンスまで一貫して担当するため、低価格で防犯カメラを導入いただけます。小さなお悩みでも、まずはお気軽にお問い合わせください。

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