スマートフォンやフィットネスジムの出入り口などで、顔認証を用いたオートロックはさまざまなシーンで活用されています。
顔認証技術の発展は著しく、2021年には顔認証システムを導入したマンションが建築されるなど、世間の注目を集めています。
しかし、顔認証式オートロックが従来のオートロックと比べて、機能面やセキュリティ面でどのように異なるか詳しくわからない方も多いでしょう。
本記事では、顔認証式オートロックが設置されたマンションのメリットとデメリット、および指紋認証式との違いについて解説します。

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顔認証式オートロックとは?

顔認証式オートロックは、各個人の顔を鍵として扉を解錠するシステムです。生体認証式オートロックの一種で、他には指紋で扉を解錠する指紋認証式があります。
顔認証式オートロックは顔を鍵として使用するため、鍵の紛失や盗難、さらには合鍵を使った侵入を防ぐことができ、セキュリティ面で優れていることが特徴です。
顔認証技術の発展は著しく、2021年1月には国内初の「オール顔認証マンション」が新高円寺に建築されました。このように、顔認証式オートロックはセキュリティの高さや利便性から、世間の注目を集めています。
顔認証式オートロックをマンションに設置するメリットとデメリット

顔認証式オートロックをマンションに設置するメリットとデメリットについて解説します。
メリット
顔認証式オートロックをマンションに設置するメリットは、下記の3つが挙げられます。
防犯性が高くなる
顔認証式オートロックは、個人の顔を鍵として使用するため、鍵の紛失や盗難のリスクがありません。また、顔を偽装して侵入することは非常に困難であり、不審者が侵入することはほぼ不可能です。
しかし、防犯性が高いとはいえ、完全に不審者の侵入を防ぐことはできないため、防犯カメラの設置など、他の対策も併せておこなうことが重要です。
指紋認証式と比べて衛生面が良い
顔認証式オートロックは非接触であるため、同じ生体認証である指紋認証と比べて衛生面に優れています。
オートロックは防犯性能の高さが特徴ですが、近年ではコロナウイルスの影響を受け、衛生面の重要性も高まっています。このような背景から、顔認証式オートロックの需要が増加の傾向にあるのは事実です。
顔認証式オートロックは設備に触れることなく扉を解錠できるため、衛生面で優れており、入居者様の安心にもつながります。
両手が使えなくても解錠できる
顔認証式オートロックは、顔を認証させるだけで解錠できるため、両手がふさがっていても簡単に扉を開けられます。
たとえば、お子様を抱えているときや買い物の荷物が多いときなど、さまざまな場面で顔認証式オートロックが役立ちます。
さらに、テンキーの操作やカードをかざすといった特別な動作が不要なため、お年寄りや小さなお子様でも簡単に操作できる点も魅力です。
鍵を閉じ込めてしまう心配がない
一般的なオートロックでは、鍵を室内に閉じ込めてしまい、入居者様が締め出されるトラブルが発生しやすいです。
管理人様やオーナー様がいれば迅速に対応できますが、深夜や早朝など不在の場合、入居者様が建物に入れない状況が続いてしまいます。とくに、お子様がひとりで外出してしまった場合、大きな問題に発展する恐れがあります。
しかし、顔認証式オートロックは鍵自体が存在しないため、鍵を閉じ込めてしまう心配がありません。利便性の面でも、顔認証式オートロックは優れていると言えます。
デメリット
顔認証式オートロックをマンションに設置するデメリットは、下記の2つが挙げられます。
設置に費用がかかる
顔認証式オートロックは、他のオートロックと比べて設置費用が高くなる傾向にあります。費用相場は1戸あたり10万円ほどですが、一概に言うことはできません。基本的に顔認証機器の品質や機能、ネットワーク工事の有無によって費用は大きく変動します。
また、顔認証式オートロックの中には、月額でクラウドサーバーの保守費用がかかるものもあるため、費用相場はあくまで参考程度にとどめておきましょう。
詳細な費用についてはマンションごとに異なるため、まずはオートロックの設置会社に見積もりを依頼することをおすすめします。
弊社が提供する次世代(後付け)IoTオートロックシステム「まもロック」は、オートロック設置までの全行程を弊社が担当するため、低価格で導入いただけます。
お打ち合わせを通してマンションオーナー様のご予算やご要望に合わせ、最適なご提案をさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
プライバシー問題が発生するリスクがある
顔認証式オートロックは入居者様の顔情報を取り扱うため、プライバシーに関する問題が発生するリスクがあります。
というのも、顔認証式オートロックでは、端末(顔認証機器)やクラウド上に入居者様の顔情報を保存する必要があるからです。
入居者様の顔情報はれっきとした個人情報であるため、その取り扱いには十分な注意が必要です。万が一、情報漏洩などが発生した場合、物件の信頼性に大きく影響を及ぼすため、厳重な管理が求められます。
顔認証型と指紋認証型のオートロックが設置されたマンションではどちらが安全?
顔認証式オートロックと指紋認証式オートロックは、防犯性の観点では大きな差はありません。
しかし、利便性や衛生面においては、両者に違いがあります。たとえば、顔認証式オートロックは非接触で利用でき、簡単に扉を解錠できるというメリットがあります。
一方、指紋認証式は指紋が経年によって変わらないため、長期間安定して利用できるのがメリットです。
このように、防犯性能においては大きな差がないものの、利便性や衛生面などの点でそれぞれにメリットとデメリットが存在します。したがって、入居者様の状況や物件の特徴を踏まえたうえで、オートロックの設置業者に相談することが重要です。
顔認証型オートロックの設置なら弊社にお任せください

顔認証式オートロックは非接触で簡単に扉を解錠できる利便性や衛生面で優れている点から、防犯性能の向上にもつながることが注目されています。
弊社が提供する後付け(次世代)IoTオートロックシステム「まもロック」は、弊社が取り扱っているオートロック機器に専用リーダーを接続することで、顔認証での解錠を可能にするというものです。
弊社で取り扱っているのはIoTオートロックシステムであり、外出先で配達があった場合、配達の方とアプリを通して直接お話しすることができ、再配達や置き配のご依頼がその場でおこなえます。
オートロックの後付け設置に対応しており、機種の選定から設置、アフターフォローまで一貫してお任せいただける点が特徴です。
さらに、弊社がすべての工程を一貫しておこなうことで低価格での設置が可能です。小さなお悩みでもお気軽にお問い合わせください。
まとめ:顔認証式オートロックを設置すれば物件の付加価値向上につながる
顔認証式オートロックは防犯性能や利便性の面で一般的なオートロックよりも優れており、世間から注目を集めています。
プライバシー管理のリスクといった従来のオートロックにはない課題もありますが、利用者の利便性が向上することが期待されるため、導入を積極的に検討する価値はあるでしょう。
なお、弊社の後付け(次世代)IoTオートロックシステム「まもロック」では、弊社が取り扱っているオートロック機器に専用リーダーを接続することで、顔認証での解錠を可能にするというものです。
弊社のオートロックシステムは、エントランス周辺のみの工事で設置が可能であるため、最短1日で導入いただけます。
「まずは相談してみたい…」というマンションオーナー様は、お気軽にお問い合わせください。

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