防犯カメラを設置することによる威嚇効果により、事件を未然に防ぐことができます。また、万が一事件が発生した際には、証拠を確保する手段としても有効です。
防犯カメラの設置が重要であると理解していても、設置費用の相場や適切な機種の選定について悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、自宅に設置できる防犯カメラの種類や、設置時の注意点について解説いたします。

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自宅に設置する防犯カメラを選ぶときの流れ

自宅に設置する防犯カメラを選ぶときの流れは、次の通りです。
1.設置場所を決める
まずは、防犯カメラの設置場所を決める必要があります。設置場所によって給電方法や接続方法、防水性の有無など、製品選定の基準が変わるためです。
たとえば、AC給電のカメラは電源に接続する必要があるため、設置場所にコンセントがないと利用できません。また、雨風にさらされる場所に設置する場合は、防水・防塵性能が高い製品を選ぶ必要があります。
2.給電方式を決める
給電方式は以下の4つです。
・乾電池式の製品
・バッテリー充電式の製品
・コンセントから給電する製品
・PoC給電もしくはPoE給電の製品
乾電池式やバッテリー充電式の製品は、定期的に電池交換や充電をおこなう必要があります。一方、コンセントから給電する製品であれば、電池切れの心配がなく、安定した撮影ができるというメリットがあります。
給電方式ごとに特徴が異なるため、設置場所に応じて適切な製品を選択することが重要です。判断に迷う場合は、防犯カメラ設置会社に相談するのも一つの方法です。
PoE給電の製品は、LANケーブルを用いて給電し、一般的に伝送距離が約100mとされています。一方でPoE給電の製品は、テレビ配線でも用いられる同軸ケーブルを使って給電し、PoE給電と比べて長距離の伝送に優れているという特徴があります。
3.映像の確認方法を決める
防犯カメラの映像の確認方法は、主に下記の3つです。
・クラウドに接続する
・記録メディア・装置に接続する
・スマートフォンとワイヤレスで接続する
防犯カメラ映像の確認方法は、映像の保存期間やバックアップ機能の有無によって異なるので、自身の用途に合った適切な機種を選定しましょう。
防犯カメラの映像の確認方法やプライバシーの問題については、下記の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。
»防犯カメラの映像を見る方法|開示請求の対処法や保存期間についても紹介
4.防水・防塵性能のレベルを確認する
屋外に防犯カメラを設置する場合、防水・防塵性能が高い製品を選ばなければ、故障の原因となる可能性があります。とくに、屋根のない場所で防犯カメラが雨風にさらされる場合は、防水・防塵性能に優れた製品を選ぶことが重要です。
どの程度の防水・防塵性能が必要か判断できない場合は、防犯カメラ設置会社に一度相談することをおすすめします。
5.録画時間および映像の保存期間を決める
最後に、撮影性能を決める必要があります。画素数や撮影範囲、外部サービスとの連携の可否など、設置場所や用途に応じて適切なスペックを選定しなければなりません。
たとえば、自宅の駐車場に防犯カメラを設置する場合は、夜間も撮影できる製品を選ぶ必要があります。また、映像の保存期間は自宅であればおおむね2週間を目安とすれば問題ありません。
弊社が提供している防犯カメラシステムサービス「みはるネット」では、お客様のご要望に応じて最適な防犯カメラを選定するお打ち合わせをおこなっております。
さらに、製品の選定に加えて、設置やネットワーク工事、アフターサポートまで一貫して対応しており、低価格で防犯カメラを設置いただけるのが魅力です。
防犯カメラに関するご質問や疑問点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
防犯カメラを自宅に設置するときの注意点

自宅に防犯カメラを設置するときの注意点は下記の4つです。
死角を確認する
たとえ広角の防犯カメラを設置したとしても、死角は必ず発生します。そのため、単に監視したい箇所だけを撮影するのではなく、侵入経路もある程度視認できる位置に防犯カメラを設置することが重要です。
たとえば、玄関前だけを撮影しても不審者が防犯カメラに気づいた場合、死角から電源を物理的に切られる恐れがあります。
したがって、防犯カメラを設置する際は侵入口だけでなく、侵入経路も確認できるように死角を考慮して設置しましょう。
電源の位置を確認する
AC給電型の防犯カメラを設置する場合、設置場所を選定する際にコンセントの有無を確認しておく必要があります。設置場所にコンセントがない場合、電源から配線を引く必要があり、自力での設置は難しくなります。
また、電源がある場合でも配線や電源の防水対策が必須です。電源と防犯カメラの設置場所が遠いと、配線の防水対策に手間がかかることもあります。
そのため、AC給電型の防犯カメラを設置する際は、まず設置予定の場所にコンセントがあるかどうかを確認しましょう。
屋外設置なら防水・防塵性がある機器を選ぶ
雨風をしのげる場所があったとしても、屋外に設置する場合は防水・防塵性能のある機器を選びましょう。防水・防塵性能がないと、故障の原因となる可能性が高いためです。
たとえば、屋内用の防犯カメラは雨風を想定していないため、屋外で使用すると劣化が早くなります。
屋外に設置する場合は防水・防塵性能が備わった製品を選ばないと、故障による買い替えや設置の手間が増える可能性があるので注意が必要です。
プライバシーを侵害しない範囲で撮影する
防犯カメラを設置する際は、近隣住民や通行人に配慮することが重要です。
たとえば、防犯カメラが公道を向いている場合、通行人の中には不快感を抱く人もいるかもしれません。そのような場合は、防犯カメラの設置目的や用途を示す注意書きを掲示するなど配慮が必要です。
また撮影範囲に含まれていなくても、防犯カメラが隣人の自宅に向いていると、不信感を与える可能性があります。
さらに、防犯カメラの映像の取り扱いには細心の注意を払い、必要な場合を除いて第三者に勝手に映像を見せることは禁じられています。
防犯カメラのプライバシーに関する問題については、総務省が公開しているガイドブックも参考にしてください。
防犯カメラを自宅に設置する費用をおさえる方法

防犯カメラを自宅に設置する際、自治体の補助金を活用すれば費用をおさえることができます。ただし、個人利用の防犯カメラ設置に対して補助金を適用している自治体は、一部に限られます。
たとえば、東京都荒川区では、24時間常時録画が可能な製品であれば上限2万円の補助金を受けられます。
まずは各自治体のホームページを確認し、個人利用の防犯カメラに補助金制度があるかどうか確認してみましょう。
防犯カメラの設置費用をおさえるために活用できる補助金や助成金については、下記の記事でも詳しく解説しているので、ご参考ください。
»防犯カメラの設置費用の相場|自治体の補助金制度で安くする方法も紹介
防犯カメラは自分で設置するべき?設置会社に任せるべき?

配線工事が不要な防犯カメラであれば、自分で設置することも可能です。しかし、防犯カメラは単に設置すればよいわけではなく、周囲の環境や自宅の構造を考慮し、最適な設置場所を選定する必要があります。
そのため、最大限の防犯効果を発揮したい場合は、防犯カメラの設置会社に依頼することをおすすめします。
弊社が提供する防犯カメラシステムサービス「みはるネット」では、お打ち合わせを通して適切な機器と設置場所の選定をサポートいたしますので、防犯効果を最大限に引き出すことが可能です。
自宅に防犯カメラを設置したいとお考えの方は、小さなお悩みでもまずはお気軽にお問い合わせください。
自宅用防犯カメラの設置についてよくある質問

最後に自宅用防犯カメラの設置について、よくある質問を2つ紹介します。
自宅に防犯カメラを設置する際の費用は?
一般的な個人利用の防犯カメラ設置費用は、数万円から10万円程度が相場です。さらに、防犯カメラの機器代も別途必要となります。
そのため、1台あたりの設置費用は最大でも15万円以下で済むことが多いですが、設置場所や条件によって変動するため、あくまで目安としてお考えください。
防犯カメラの設置費用をおさえたい場合は、お住まいの自治体で補助金制度が利用できるか確認してみてください。補助金制度については、下記の記事でも詳しく解説しております。
»防犯カメラの設置費用の相場|自治体の補助金制度で安くする方法も紹介
自宅に防犯カメラを設置するときはどこに取りつければ良い?
もっとも防犯効果を発揮するカメラの設置場所は、不審者が通ると想定される侵入経路です。しかし、侵入経路はひとつに限らず、自宅の形状や立地により異なります。
防犯カメラの設置場所に迷われている場合は、設置会社に相談することをおすすめします。
弊社の防犯カメラシステムサービス「みはるネット」では、最適な設置場所と防犯カメラを選定いたします。機器の選定から設置、アフターフォローまで一貫して弊社が担当するため、低価格での防犯カメラ設置を導入いただけます。
まずはお気軽にお問い合わせください。
まとめ:自宅に防犯カメラを設置するなら業者に任せよう
防犯カメラを自宅に設置することで、不審者の侵入を未然に防ぐことが可能であり、トラブルに巻き込まれた場合でもカメラの映像を証拠に早期解決に役立ちます。
しかし、防犯カメラは設置場所によって防犯性能が大きく変わります。そのため、防犯カメラを自宅に設置する際は、自身でおこなうのではなく設置会社に任せるのがおすすめです。
弊社では、周囲の環境に合った防犯カメラを選定し、より効果的な設置場所もご提案いたします。防犯カメラの設置でお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。

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