防犯カメラを設置したいものの、景観への配慮や防犯上適切な設置場所の選定は難しいでしょう。
お寺や神社は歴史や文化的な場所であり、多くの参拝者や観光客が訪れます。
しかし、残念ながら犯罪やトラブルが発生することもあるので防犯対策は必須です。警察庁の報告によると、令和4年で約4,000件の窃盗事件が神社仏閣で発生しており、防犯カメラの重要性がわかります。
そこで本記事ではお寺や神社に防犯カメラを設置するメリットと、適切な設置場所について詳しく解説します。
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お寺や神社に防犯カメラを設置するメリット
お寺や神社に防犯カメラを設置することで、さまざまな犯罪行為やいたずらを未然に防げます。
というのも、防犯カメラを設置することで不審者に対して心理的なプレッシャーを与えられるからです。
ここでは、防犯カメラをお寺や神社に設置するメリットについて解説します。
- 賽銭泥棒の防止・抑制
- 悪質ないたずらの防止・抑制
- 火災や放火の防止・早期発見
賽銭泥棒の防止・抑制
防犯カメラを設置すると、賽銭泥棒の防止・抑制が挙げられます。
前述した通り、防犯カメラがあることで不審者や犯罪者は犯罪を起こしにくくなり、万が一犯罪が起こった場合でも犯人の特定が容易になります。
悪質ないたずらの防止・抑制
お寺や神社は、悪質ないたずらの対象になる場合が多く、代表的ないたずら行為は宅が気です。
防犯カメラを導入するメリットは、いたずら行為の防止・抑制もあります。
お寺や神社は伝統や歴史がある場所で、ときには復旧が難しい破壊行為をする不審者もいます。
伝統と歴史を守るためにも、防犯カメラの導入は必須といえるでしょう。
火災や放火の防止・早期発見
火災や放火の防止・早期発見も、防犯カメラを設置する大きなメリットです。放火であれば不審者を警戒すればいいだけなので、スタッフの巡回だけでも対応できるかもしれません。
しかし、一方で自然火災は人的要因がない分、巡回スタッフだけでは発見が難しいです。2019年に首里城が焼失した事件は記憶に新しいと思います。
防犯カメラで境内や建物の様子を把握していれば、火災の兆候をすぐに察知し、迅速な対応が可能になります。
お寺や神社に防犯カメラを設置する場所
当然ですが、防犯カメラは犯罪やトラブルが起こりやすい場所に設置しないと意味がありません。
ここでは、お寺や神社のどこに防犯カメラを設置するべきなのかについて解説します。
- 境内
- お賽銭箱の付近
- 人目のつきにくい場所
境内
境内は、多くの参拝者が行き交う場所であり、盗難やいたずらが発生しやすいため、カメラを設置することが望ましいです。
他には深夜に若者のたまり場になり、ポイ捨てによるゴミの不法投棄にもなり得ます。
防犯カメラを設置して、若者や盗難やいたずら等を行う不審者にけん制しましょう。
お賽銭箱の付近
お賽銭箱の付近は、最も重要な設置場所で賽銭泥棒の対策を行えます。
賽銭泥棒が見つけやすい場所にあえて、防犯カメラを設置しておくと効果的でしょう。
というのも、あえて防犯カメラの存在をアピールして犯罪を抑止できるからです。
伝統的な建築物に現代の機器を設置すると、景観が失われると考えているのであれば、隠しカメラでもいいでしょう。
防犯カメラを設置して犯罪行為を未然に防ぐ、または犯罪行為が行われたときに早急に対応できるようにしてください。
人目のつきにくい場所
最後は、人目のつきにくい場所です。
人目のつきにくい場所ではいたずら行為の被害に遭うことが多く、巡回スタッフも見つけにくいでしょう。
そのような場所に防犯カメラを設置して被害に遭った際は、犯人を特定できるようにしておくことが重要です。
不審者は人目につかない場所を狙う傾向があるので、隠れた場所にもカメラを設置しておくと犯罪を未然に防げます。
まとめ
お寺や神社は賽銭泥棒や若者のたまり場になり、ゴミが放置されるといった被害が起きる可能性があります。
また、落書きといった悪質ないたずら行為の対策もしておかないといけません。
しかし、防犯カメラのスペックや設置場所の選定をすべて自身で行うのは、難しいでしょう。
「みはるネット」では、現地調査を兼ねてカメラの選定や設置を行います。
遠隔地で防犯カメラの映像を確認できるように、面倒な設定等も行うので安心してご利用いただけます!
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